ネットビジネスの落とし穴？（ビズキューブ）

ネットビジネスの落とし穴？

「ネットショップはすぐに儲かる」と思っていませんか？

ビズキューブの清水です。

現在多くのネットショップが存在します。
楽天のように全国展開しているショッピングモールもありますが、各都道府県ごとにも存在しているようです。

売れているショップと売れていないショップの差が非常に大きいことも特徴です。

売れているショップは月商1億というショップもあります。
そして売れていないショップは月商０。

でもほとんどのショッピングモールは、月商平均数100万という言葉があちこちに飛び交っていて、それに誘惑されてショップをオープンしている人・企業も多いようです。

ネットショップを出店することが悪いということではありません。
ネットビジネスを甘く考えて出店している人・企業に問題あり！ということなんですね。

「月商平均200万と聞いた。だからうちもショップをだしたい」
「店舗だと売れているから、ネットショップでも売れるはず」
「うちの商品は自信がある。だからネットならかなり売れる」

これらはいままで相談を受けてきたお客様からの言葉です。
そこで一言二言。

「毎月かかるコストはわかっていますか？」
「損益分岐点は？」

お客さんは、
「・・・」

これでショップを出店しようとしているんです。

チャレンジすることはとてもいいことだと思います。
でもタダでできることではないんですから、すくなくともコストについては事前に調べるべきですし、そもそもネットではどのようなものが良く売れていて、どのようなものは売れていないのかも調べておく必要があると思います。

挙句の果て、
「1年続けてきて、売上が1円もでないのでやめます」

「何をやってきたんですか？そもそも先行投資なんだからそれなりに覚悟して投資してましたか？」

実際あったやりとりです。

ネットショップは必ず売れるという錯覚、誤解。
確かに売れているショップは本当に数千万を月に売り上げています。
でも、ほとんどのショップは今人気のある、もしくは常に必要とされている商品を売っているんです。
例えば健康食品だったり、たとえばブランド商品だったり。

ここにたとえば民芸品のショップをだして、そんなに簡単に売れると思いますか？

答えはＮＯです。

こういう売れにくい商品の場合は、ネットショップを出店してはいけないということではありません。
最初は地道に訪問客を増やさなければ売れないということです。

この地道な努力なしに、すぐに売れると思っている人・企業。

もう一度商品販売の原点に戻ってみた方がいいと思います。

ネットショップを考えた経緯は、ほとんどの場合本業の営業がうまくいっていないか、思ったとおりに成長していないから、だからネットの力を借りて市場を拡大しようとしているんだと思います。

でもよく考えてみてください。
本業がどうしてうまくいっていないのかしっかりと検証したことはありますか？

ネットは魔法ではありません。
出店すれば売り上げが爆発することはまずありません。

売れているショップも最初は地道な努力をしているんです。

ネットだから、通常の営業だったら普通に実行している広報をしなくてもいいなんてことはありません。

ネットビジネスを始めるなら、まず専門家に相談しましょう。

無料でできるものではないですから、「とりあえずやってみる」はほぼ成功しません。

ネットショップもリアルな店舗を運営しなくてはいけないんです。
ほったらかしにできないですから、手もかかります。

ショップをオープンしたら、あとは売れるのを待つだけ

そう思っているとしたら大間違いです。
きっとリアルな店舗より手間がかかりますよ。