経営の三要素は皆さんご存知ですよね。
「ヒト」「モノ」「カネ」です。
この三要素は経営者が常に考えておかなければならないキーワードです。
しかもこれは企業規模など関係なく常にです。
もう一つ言えること。
それはこの三要素は、大企業や上場企業と中小企業とでは競う余地もないと思います。特に「ヒト」「カネ」については絶対値の違いで、多くの中小企業は同じ土俵にすらたてないと思います。
もちろん中小企業でも素晴らしい売上と素晴らしい利益率の会社はありますので、「カネ」「ヒト」という点でも引けを取らない企業があるのも事実ではあります。
ですが仮に競えたとして、それがとても背伸びをして頑張らないと競えないとしたら。。。
もし負けた時のダメージは計り知れないですよね。
じゃあ最初から中小企業は勝てないか。
そうではありません。実はこの時代、三要素ではなく四要素になっています。
それが「情報」です。
実はこの要素については企業規模はまったく関係なく、戦略として活用できるもの。ということは、この「情報」は中小企業こそが活用しなくてはならない要素なんです。
しかしながら、おそらくほとんどの中小企業の経営者が、
「情報?何?」
ということではないでしょうか。
情報というとあまりにも意味の幅が広すぎますね。
分かりやすく言い換えます。
ノウハウ・知識
です。
これは企業規模がまったく関係ありません。
皆さんもテレビで見たことがあると思います。
「東京下町の日本を支える町工場」
というようなタイトルの番組を。
決して大きい工場ではありませんが、世界でも有名な企業が頭をさげて注文する会社が日本国内に数多くあるんです。
ここで多くの方は、三要素のうちの「モノ」があるからだと思われると思います。
ある意味正解ですが、間違いです。
「モノ」は結果、もしその過程を大企業が入手できたら。。。
同じモノなら、数をこなすことでコストを抑えられる大企業にはかなわなくなります。
そう、この町工場の武器は「知識・ノウハウ」なんです。
これが他に渡らない限り経営は揺るぎません。
しかしこの「ノウハウ・知識」というのはすべての企業が魅力のある情報を持っているとは限りませんよね。
企業にとっての情報は実はほかに多くあるんです。
ここでは明言しませんが、各企業ごとに整理すれば「こんなにあるのか」というくらい価値ある情報が出てくる会社と、いくら整理してもなかなか価値ある情報が出てこない会社があるのも事実です。
「情報」は大きく2つのポイントを考えなければ良いものになりません。
1つは「収集」。
1つは「分析」。
いくら活用したくても集めていなければ活用しようがありませんよね。
いくら収集しててもただ見るだけでは何の変化もないですよね。
どんなものでも「イン」と「アウト」があるように「情報」も「イン」と「アウト」をしっかりと考えることは重要です。
中小企業が次のステージに進むための武器。
これが「情報」だと思います。
この機会にぜひ一度ゆっくり考えてみてはいかがでしょうか。
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