棚卸　〜データ差異ゼロを目指して〜 【経営MAGAZINE】

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棚卸しとは、データ在庫数と実在庫数との差異を把握するため、実在庫数を確認する作業のことです。 

棚卸のよくある問題点

・棚卸に大量の時間、人手がかかる。

・データ在庫と、実在個数が合わない。

・賞味期限が切れた商品が出てきた。

 御社では、このような状況に陥ることはありませんか？

データ在庫数と実在庫数がズレていると、実務では倉庫内に無い商品を探したり、商品探しに時間がかかったり、売り物にならない商品を無駄に保管していたりと非常に非効率な状況に陥ります。

それをカバーするために、時間、労働力、何より無駄な出費をしていることになります。

棚卸の効率化

ちょっと改善〜手作業最速編〜

段取りの明確化

棚卸日は正確な現物在庫確認のため、出荷業務を止めたり、出荷作業のない土日にやることが普通です。

通常出勤ではない日に作業者に出勤させるわけですから、少しでも早く終わられせて無駄な出費を減らしたいものです。

そのためには、棚卸し方法を具体的に定めるとともに、日程、人員等のスケジュールや商品等配置図を作成し、担当者全員に周知徹底する必要があります。

その際、下記のような段階に分けて明確にすることが重要です。

そして当日の段取りです。次のような項目を事前に明確にする事で、作業の時間短縮につながります。

・現場の整理整頓(ロケーションの明確化)

・預かり品、不良品の識別(判断基準の明確化)

・担当者と担当ロケーションの決定(責任の明確化)

・実地記入・集計の準備(処理方法の明確化)

これらの準備を事前にすることが棚卸を早く終わらせる秘訣です。

また、棚卸方法の重要さ大変さを、作業者に感じてもらう社員研修も必要です。

すごく改善〜WMS導入編〜

こちらでは物流システムを導入しての棚卸方法の紹介です。

・ハンディターミナル・バーコード棚卸

一番導入しやすく、導入効果が表れるのがハンディターミナル＆バーコードを使った棚卸方法です。

手作業(紙ベース）の棚卸から、ハンディターミナルによる棚卸に変更することで、棚卸時間は大きく短縮されます。

作業時間短縮の理由は、「バーコードを読んで、数量を入力するだけだから」という話を聞きます。確かにそれにより、現場での記入作業は早くなります。

しかし、それ以上に効果的なのは作業工程の削減です。

具体的には手作業の棚卸工程は

《現場》

・商品探し

・商品検品

・数量記入

《事務所》

・作業者が棚卸内容を記入したメモのパソコン入力

このように、手作業では少なくとも４つの作業工程があることになります。

しかも、全ての作業を人が行うので検品ミス、記入ミス、読み取りミス、入力ミスが起こる可能性があります。

しかし、ハンディターミナルでの棚卸では作業が１工程で済みます。そして、読み込んだ値はリアルタイムでホストPCで一元管理されるのでミスがありません。

つまり、作業工程の削減が作業時間の削減に直接結びつきます。

少しでも早く棚卸を終わらせたいなら、ご検討下さい。

棚卸もできるWMS　ウエアハウス

株式会社オフィス　エフエイ・コム

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