作業標準書・マニュアルなどの作り方（並木労務経営事務所）

作業標準書・マニュアルなどの作り方

新人にもベテランと同じ仕事を行わせる方法

ＩＳＯの規則集やチェックリストなど、りっぱな書類はたくさんあるが、
実態が伴っていない場合があります。

たくさんの印鑑やチェックのしるしが、同じ●傾き角度でずらりと並び、
どう見ても●形式だけという会社も多いのではないでしょうか。

賃金制度なども昔コンサルに作ってもらったが、今はまったく使っていない
という会社もありますが、原因は自社の規模業種に合っていないからです。

作業標準書・マニュアルなども、自社の●規模業種に合わせたものでなくては
なりませんし、さらに同業他社との差別化が大事です！

だから自社独自のものを、会社の戦略・計画に合わせて作ることが大切です。

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まず標準となる仕事の工程を洗い出す。
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それを作業標準書やマニュアルの目次（項目）とする。
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そして各目次（項目）ごとに、さらに仕事の手順、その注意点やポイントを
書き出していく。
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必要に応じて写真や図や絵を添付すると、とてもわかりやすくなる。

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簡単にいってしまえば、このようなことですが、「ハイわかりました」と
言ってすぐに作れる社員さんがいればいいのですが、

なかなか●“やれる人”や“その時間”がないのが現実です。

私などがお手伝いする場合は、その工程のベテラン社員さんなどに聞きとり
しながら作っていきます。

最初は“口の重い”ベテラン社員さんも、私のような第三者が“なるほど！”
“すごいですね！”と素直に感心しながらお話しを聞くので、とてもよく
しゃべってくれます。

このような熟練者の場合は、充分な知識経験があるのに、

世代間のギャップがあり教えるのが上手ではない人が多いので、

その“仕事のコツ”を聞きだしマニュアル化して

●会社の財産にしておかないと、もったいないことです。

反面、会社の●改革をしなければならない業務に関しては、若い主任クラス
などに聞きとり調査をしていきます。

若い主任クラスの場合は、作業標準書やマニュアルのフォーマットと
書き方見本などをお渡しすれば、上手に自分で作れる人もいます。

ただし個人差はあります。

ケースバイケース、各業種により一概には言えないのですが、簡単にいうと
こんな感じです。

いずれにしても、最終的には会社側が主体となり完成させていくことが
大切です。

いつも言っていますように「おまえらでやっておけ！」だけでは、
“社員間のしがらみ”や“時間と材料道具の準備”などの問題があり、社員
だけでは完成させることはできません。

会社の大事な財産でもあるわけですし、会社側が主体となり進めて
いかなければなりません。

業務を標準化することで、●新人や若手にもベテランと同等の仕事を
行わせることが出来るのです。

それをやらないから、新人や未熟者の低い品質サービスがお客を怒らせて
しまい●リピート受注ができず、

いつもお客探しにお金を使っているから●利益性を悪くし、給与ボーナス水準
が低くなり、優秀な従業員が採用できず会社が発展していかない・・・・・？

始めは不完全なものでも、一度作りさえすれば●徐々にグレードアップさせる
ことが出来ます。

皆さんの会社でもいかがですか？

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