生き残っている店、繁盛されている店の特徴はズバリ非常識な経営数値であることです。
例えば、飲食店などでは原価率が55%を超えて商売をされているところがあります。オーナーにお聞きすると、これでもまだまだだとおっしゃいます。
まだまだとは?
まだ原価をかけても良いと考えておられるようです。
様々のコスト削減や無駄を省き、それを原価に上乗せする。今以上に良いものを提供してお客様をビックリさせようとお考えのようです。
当たり前のことや教科書通りのことをしていては中小企業や個人店は生き残っていけません。常識を超えるものを何か持っていないと大手企業に負けてしまいます。
景気が悪く、業界動向も悪くなると皆一斉に原価を下げることや粗利率を上げることを考え出します。売上が下がる分、原価を下げたり、粗利率を上げることで粗利額を確保しようとされます。
ところがこの戦略、上手く行ったことはあまりありません。理由は、想定以上に売上が下がったしまった場合、原価低減や粗利アップが望めないからです。
それに原価を下げようとするとお客様の足が遠のき、客数がダウンします。何事も企業や店側の意図通りには進みません。
逆にこのような状況だからこそ、原価を上げる、粗利率を下げることを考えてみませんでしょうか?
そんなことをしたら会社や店は潰れじゃぁないかという声が聞こえてきそうですが、大事なのは客数アップです。客数アップがない限りどんなことをしても売上は回復しません。
原価を下げたり、粗利を確保する会議・ミーティングはされていると思います。でもその逆の会議はされたことがあるでしょうか?
もしもの想定でも良いです。原価を上げても良いなら、何をどのように上げるのか具体的に言うことはできますか?
真逆の発想で物事を考えることも大事です。
壁にぶち当たっているなら、一度、粗利率を下げる・原価率を上げる戦略を考えてみられてはいかがでしょうか?
結果的に素晴らしい企業や店というのは、非常識経営になっているような気がします。
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大学を卒業後、経営コンサルタントで知られる船井総合研究所で 17年間お世話になり、平成19年10月1日より独立・開業いたしました。 事業内容・行動内容は、中小企業様・個人店様対象の現場密着型の コテコテ経営コンサルタントです。 独立 …
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