【利益を出している企業の特徴】ドル箱店舗・ドル箱部門を作る（株式会社　武内コンサルティング）

【利益を出している企業の特徴】ドル箱店舗・ドル箱部門を作る

どんなに景気が悪くても一つくらい稼いでいる店や部門はないですか？

例えば、現在10店舗運営していたとします。

すべての店舗を黒字化させるのは理想ですが、現実にはそんなことはないです。

黒字の店があったり、赤字の店があったりします。

しかし、利益の出ている会社の特徴は、この黒字店舗の中にドル箱の稼いでいる店があります。この1店舗で後のすべての赤字を補い、さらには赤字全店の合計を差し引いても利益が出るくらいの店をお持ちです。

私どもも売上データや店舗視察から判断するのは、まず1店舗ドル箱店舗が作れないかということを考えます。すべての店を立て直すのは理想ですが、稼ぎやすいところで徹底的に稼ぐことです。

このようなお店を持つと、スクラップアンドビルドがしやすくなります。

稼いでくれている店がある以上、後は景気や条件で変化させることができます。

逆にドル箱店舗がないといつまでも経営が安定せず、右往左往します。

10店舗経営しているなら、今の景況からいくと、黒字店舗は良くて2～3店舗ではないでしょうか？その中で、稼ぎ頭の親孝行な店があることです。

ドル箱店舗の作り方ですが、固定費が極端に低いことと、圧倒的にお客様に支持していただける店舗です。マーケティング上の好立地店舗ではないです。好立地は、すべての経費が相対的に高く、好立地も時代の変化と共に移動するからです。

具体的には、自社所有の店舗だったり、事業スタートの店であったりというのがよくあるパターンです。

すべてを底上げするという考え方は間違ってはいないと思いますが、現実はそうはいきません。どの店も可愛いのはわかりますが、伸びしろを考えるとどこが伸びるかはおおむねおわかりのはずです。

強化店舗をピックアップし、徹底的にそこで稼ぐことです。

それができていない企業は、苦戦が続きます。稼いでいるところに力を注入すべきです。

特に、この大不況期の状況を見てみますと、一番店や繁盛店は売上は減少していないようです。強いところはより強くなっている感じです。

稼ぎ頭の店や人が出てきた瞬間、次のステージが待っています。

意識してそういう店や人を作っていかないと、中小企業は成長しないような気がします。

稼いでいるところで徹底的に稼ごう！

というのが本音です。

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