新規参入はやっぱり無理。
米屋は米屋。酒屋は酒屋。お茶屋はお茶屋。
皆さんそうおっしゃいます。
必死で自分でできそうな事業を探されますが、なかなか納得の行くものがない。それにリスクが大きい。
流行っている事業はありそうですが、ハードルは高いです。簡単にできるなら他社が参入して来るはずです。そうするとまた苦戦必至。
自社だけが上手く行き、他社が追随して来ないというような美味しい話はないと思います。そう考えると新規事業がまた遠くなります。
でも一つだけ今まで培ってこられた財産があります。それは顧客名簿です。その方々に新しい商品・サービスを提供することです。そこからまず考えてみられませんでしょうか?
店を出したり、大きな店を作るというのがどうも曲がり角に来ているような気がします。お客様ニーズに合った商品開発を行わない限り限界が来るように思います。
同じ商品を扱いながら、客数だけ増やして行きたいというビジネスモデルが通用しなくなっています。
新規事業という大掛かりな取り組みの前に、新商品・新サービスを考えることが大事だと思います。
今の事業の中にどんな商品・サービスを付加するかが鍵です。自社で作るのが難しければ、材料だけ提供して委託製造してもらう方法もあると思います。
少し視点を変えて新しい商品・サービスを作ることを考えられませんでしょうか?それが現実的な解決策のように思います。
無理や無茶は危険です。それにやりたくないものは上手く行きません。儲かるという話を聞いても納得しない限り絶対に手を出さないことです。
一番良いのは自分の過去の経験を活かすこと。
ただし、新しい商品・サービスづくりは不可欠です。
それを追求し続けることが大切なような気がします。
ビジネスコラム提供者情報
- コンサルタント:経営
- 株式会社 武内コンサルティング
- 大阪府東大阪市長栄寺11-5-804
大学を卒業後、経営コンサルタントで知られる船井総合研究所で 17年間お世話になり、平成19年10月1日より独立・開業いたしました。 事業内容・行動内容は、中小企業様・個人店様対象の現場密着型の コテコテ経営コンサルタントです。 独立 …
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