成功する起業家・リーダーの条件とは？（朝尾行政書士・マンション管理士事務所）

成功する起業家・リーダーの条件とは？

どんなリーダーなら会社は成長するか？魅力のあるリーダーとは？

会社を発展させる魅力あるリーダー像とは？

【リーダーの条件】

私は大学を卒業し、思い起こせば当時全く無名であった創業したばかりのほんのちっぽけな会社に入社いたしました。そして私を面接したのが、その会社の創業者社長でした。この面接がまた何ともユニークで、そして社長という割には何とも庶民的な雰囲気の人物で、私は瞬時にこの会社なら面白そうと思い、会社の規模など全く気にせず入社することが決まってしまいました。そして私の後から後から入社した社員も皆､例外なくその創業者社長のファンになっていったものです。この社長が私や社員に対してよく言われていた話に「リーダーの条件」というものがあります。それは本当に単純で単純で仕方のないようなもの…以下のような条件です。

リーダーの条件とは

明るい。

数字に強い。

少々だらしないところがある。

この条件について、私なりに考えている理由は以下のようなものです。

＜理由＞

・暗いと周囲が陰気になるから、前向きなよいムードにならない（細かいことにくよくよするな、悩みすぎると暗くなる、という指導です）

・数字に弱いと、人と話をするのに説得力に欠ける。

・人気があるから、人が寄ってくる（そうすると良い協力者が生まれる）。

・あまりガチガチで完璧すぎるととっつきにくい。だらしないところがあったほうが人間的である(魅力的である）。

前職の私の会社は化粧品会社でしたが、その創業期はほんのちっぽけな無名の会社でした。それが今では一部上場企業にまで成長し、業界でも大手として確固たる地位を築くまでに至りました。私は、その成長過程をこの目で見ながら、その成長とともに半生を過ごすことができたことは大きな財産であり、そしてそれを誇りに思っていますが、人を惹きつける人物、一代で会社をここまで大きくさせるリーダーの実像を間近で見れたこともまた貴重な財産だと思っております。その「リーダー」は、社員にも得意先の方にも全く同じ言葉づかいで接し、裏表がない、よい意味で「少年のような夢を持った大人」、「人というよりまるで本能に生きる動物」といった人物でした。

創業して一代で一部上場企業までに育て上げる人、それは多分、無理して自分を大きく見せようとはせず、ありのままの自分をさらけ出せる人、そして人の協力を頼まないでも得られるような素の人間であるといえるような気がします。人は一人でできることの範囲はたかがしれています。人の協力を頼まないでも得ることができれば、その範囲は自然と大きくなります。物を売るには営業力のある人の力を借りる、難しいものをつくるには頭の良い人の力を借りる、これが道理だと思います。

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