【販売数を増やすマーケティングのヒント】訳ありの理由を考える（株式会社　武内コンサルティング）

【販売数を増やすマーケティングのヒント】訳ありの理由を考える

なかなかモノが売れないと悩んでおられる方も多いと思います。定価では売れないが、安くすると売れる。しかし、安易に価格を下げる訳には行きません。何らかの大義名分が必要です。実際に、正規品よりも中古品・アウトレットの方がよく売れる場合があります。それならば、何らかの理由を付けて安く売ることも考えられてはいかがでしょうか？訳ありで市場に出せば売れるかもしれません。正規品だけでしか販売しないというやり方もありますが、中古品やアウトレットを出し、市場の状況を確かめてみるというのも検討されてみてはと思います。これはどの業種・業界にも言えることです。販売数を増やすためには、販売ルートやチャネルを探すだけでなく、正規品を中古品やアウトレットとして販売すると以外に反響があります。正規品以上によく売れて、売り切れになる可能性もあります。後は、どういう理由で訳ありなのかが大事です。例えば、ホテル・旅館などでは、景色が悪かったり、窓はあっても外が見えない部屋などは安くされています。流通業などでは、パッケージの破損したものは、別コーナーで安く展開されています。そのまま定番の売場に置いていると、破損した商品はいつまでも残るでしょう。メーカーも同じです。B級品を出さないような仕組みを取っておられると思いますが、もし発生した場合も処理の仕方を考えられても良いような気がします。通常ルートではなく、別ルートでこのような商品が処分できれば、利益率アップに貢献すると思います。景気が悪いので余計に中古品やアウトレットがよく売れ、回転しているようです。逆に無理をしてでも中古品やアウトレットを作ろうと努力されているところもあるくらいです。正規品にこだわって販売するというのも一つの方法ですが、正規品以外の商品のマーケットがあることも事実です。そのような商品こそ、ネットで販売されると面白いのではと思います。

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