【赤字の時の経営法】安さを追求する戦略から良いものを出せる会社へ転換すること（株式会社　武内コンサルティング）

【赤字の時の経営法】安さを追求する戦略から良いものを出せる会社へ転換すること

【赤字の時の経営法】安さを追求する戦略から良いものを出せる …

赤字になると、在庫をさばき少しでも資金を回収しようとされます。そのため、利益率は下がります。一度価格を下げると元には戻せません。さらなる値引きが必要になる場合すらあります。そうすると一時的には、赤字や資金繰りを解消できても、すぐまたピンチになります。安さの戦略を組むとその時は良いですが、将来が見えてきません。どこかで舵を切る必要があります。今、販売中の商品・サービスは仕方がないにしても今後は良いものを提供する会社へと脱皮する必要があります。赤字を何とか脱せれば良いというのではなく、根本的に見直すことが大事だと思います。安くするためにどうすれば良いか、今までいろいろ研究されて来ました。ところが良いものを出そうという発想で商品づくりをしようとするところは少なかったように思います。良いものを出しておられるところもありますが、まだまだ認知度が低く、広がっていないように思います。赤字になる大きな原因は、まず粗利率の低下です。業界平均以下になってしまい出口が見つからない状態になっています。粗利を上げるには、良いモノづくりは必須です。そのような商品会議が必要な気がします。売上データや損益計算書などを見ていても改善はされません。良いものを作る会社へと変化していかない限り難しいと思います。赤字の時ほど、良いものを世の中に出して行くという発想の転換が大事です。赤字からの脱出は今だけでなく、将来に向けても脱出できる施策が必要です。赤字の会社ほど、新商品会議が大切です。良いモノづくり、これからのキーワードになるような気がします。

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