【米穀店活性化の一案】日本一のお米のポータルサイトを作ろう！（株式会社　武内コンサルティング）

【米穀店活性化の一案】日本一のお米のポータルサイトを作ろう！

お米屋さんはこれから大変だと思います。お米の消費量が減っています。また、外食産業もピークを過ぎています。外食産業の市場規模も縮小しています。

それに、いろんな対策を打って来られて、もうネタがないくらいです。

例えば、チラシ・景品・店頭精米・安売り・売場づくり・目立つ袋（パッケージ）・シール対応・産地直送米等々・・・

講演の依頼があっても正直、未来が見えるような活性化案はそんなに出てきません。昔のように何かをすれば反響があり、売上がグッ！と上がるというようなことはないです。

しかし、もう一度、根本から見直しても良いような気がします。例えば、一般消費者がお米をネットで探す場合、どういう調べ方をするでしょうか？

おそらくほとんどの方が、楽天市場などの大手ポータルサイトでお気に入りの米を買われると思います。

お米屋さんや米穀業の方が作った人気のポータルサイトはないというのが実情です。業界を盛り上げるためにもそういうサイトが必要であり、大事だと思います。

お米はどこで買っても同じ。だから少しでも安いところで購入するようになっています。一方、お米にこだわっている方は、もう何十年も前に産地の方から通販などで買われていると思います。

それでもお米に興味を持ってもらい、市場を広げるということも大事なお米屋さんの使命だと思います。

では何ができるでしょうか？

今の時代、お米はどこからでも仕入れることができるようになり、どのお米屋さんでも同じような商品が並んでいます。しかし、自店が立地する県の米を大切にブランディングすることも大切なような気がします。

また、一番おいしいお米が集まっているということも大事です。現在、「総選挙」という言葉が流行っています。ポータルサイト内で総選挙を行われてはどうでしょうか？

時代の流れも少しずつ景気が良くなりB級グルメから超A級グルメへと移っています。自慢の一品を各お米屋さんがアップしてくれると盛り上がるのではと思います。ただし、条件は、その地域の単品銘柄です。ブレンドではやはり伝わりづらいです。

もう一つ大事なことがあります。それは飲食店の時流を早くつかむこと。消費者のお米の食べ方の変化をつかむことです。例えば、若い女性はごはんを食べなくなっていると言いますが、外食される時はごはんを食べられます。ただし、白ごはんではなく雑穀米などの健康米です。健康のために嫌々ではなく、美味しくオシャレに食べる提案をすると食べてくれます。

だからポータルサイト内に、最新のごはん事情の情報を入れること。お店の紹介などがあっても良いと思います。また、一般の消費者からの新しい食べ方などを投稿してもらうのも良いと思います。

そうすると「弁当の総選挙」も面白いかもしれません。ネタが尽きたかのように思っているだけで、実はいくらでもアイデアは出てきます。

すぐに売上を上げたいというのはわかりますが、その前にもっと楽しんでもらうことが大事です。お米屋さん専用のポータルサイト作り、盛り上げるということを真剣に考えても良いような気がします。

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