会社目標達成のために社員の現実行動が大事。（並木労務経営事務所）

会社目標達成のために社員の現実行動が大事。

積極性、協調性ばかりでない人事評価表を。

「目標売上高○○○万円だ！」と言っているだけで、そのプロセスを

社員に指導しないと会社業績はアップしません。

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「急にそんなこと言われたって無理だよ」Ａ社員

「やっているフリをしていればいいんだよ」Ｂ社員

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例えるならば、「１００メートルを１０秒を切れ！」と怒鳴るだけで、

何も指導しない陸上コーチではダメで、「腕を振れ、ももを上げろ」と

具体的な指示を出さなければなりません。

だから“数字の目標”だけではなく、社員に対して“行動の目標”

を出さなければならないのです。

その原点となるのが、行動目標が入った人事評価表です。

しかし、新聞や本に出てくるようなベンチャー企業や大企業が

やっていることなどを、そのまま持ってくるだけでは社員は

動けません。

あまりにも日常の現実行動からかけ離れていると、実際には

何もできませんから。

自社の会社方針を明示し、それを達成するための現実的な行動目標

を人事評価表に落とし込まなければならないのです。

例えばクレーム件数の削減を会社目標とするならば、人事評価表の

項目にも、

１．クレーム件数の削減

２．そのために生産部門との連携強化

３．外注管理の強化

・・・など現実的行動を促すことを評価項目に入れ、簡潔に

チェックポイントをつけ加えるのです。

きびしい時代に対応するためにも、社員の現実的行動を促すことが

できる人事評価表を作成することで、会社業績アップを目指して

ください。

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