中小企業基盤人材確保助成金 |
中小企業基盤人材確保助成金の今年度の受給要件が発表されました。
内容としては、拡充されたところと、削減されたところがあります。
1)一般労働者への助成が廃止されました。
昨年度までは一般労働者一人当たり30万円が基盤人材と同数間出を限
度として支給されていました。
2)指定地域(雇用失業情勢の改善の動きが弱い地域)における新分野
進出に係る拡充措置が廃止されました。
昨年度までは、基盤人材1人当たり210万円、一般労働者は1人当たり40万
円支給されていました。
3)生産性向上に係る助成金で、小規模事業主への拡充措置が廃止さ
れ、300万円以上の設備投資要件が加わりました。
4)生産性向上に係る分野では助成額が170万円に増額
昨年度までは140万円でした。
5)生産性向上基盤人材が60歳以上の場合年収要件が400万円以上に緩
和
昨年度までは450万円以上でした。
助成金は、一定の条件の下で、国から支給される返済不要の公的支援制度です。雇用保険の適用事業所であれば、助成金を貰う権利があります。ところが、助成金の情報についてはあまり知られていません。その結果、本当は助成金をもらえる権利があるにもかかわらず、貰い損ねている会社が沢山あります。特に去年の暮れからは …
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