自社の事業範囲でないものであっても取って来る。検討してみる。
会社を生き残らせることが使命。
だから何でも良いので仕事を取ってくることです。
今、中小企業が苦しんでいるのは、仕事がないからです。今までの事業領域の中で、今まで通り仕事をこなしたいと思っても仕事量が減っていて大苦戦です。
そうすると、自社の事業領域のではないものまで取って来る必要があります。実際、新たな事業領域の仕事が入って来ると、何とかしようと頭や体を動かしますので、力が付きます。
それに、別に取って来た仕事を社内でこなさなくても委託するということもできます。外注へ出すということも考えられます。いろんな発想が出てきますので会社は成長することになります。
新しい仕事を取って来るというのは、社内では限られた人にしかできないと思います。通常業務で手一杯、また人脈もないと簡単には行かないと思います。
そういう時は役員の方の出番です。社員の方の仕事を何とかして作ってあげないといけません。どんな小さなきっかけでも良いです。仕事にすることです。それが役員の方の仕事ではないかと思います。
自分ができるもの、得意なものだけで食べて行ければ良いですが、なかなか難しいと思います。時流や景気動向もあり、安定して仕事があるということはないです。
常に、新しいものにチャレンジし、仕事を作るという発想が大事です。
役員の方が一般社員と同じような動きをしていると良くないと言われます。いつも電話をしたり、外へ出かけている。会社の仕事をしていないのではないかと思われる時もあるくらい。でもそのことが、ピンチの時に役立ちます。いろんなところとつながりを持っていることで、仕事が入ってくるかもしれません。
一般社員の方の仕事を助けるということも大切ですが、それ以上に仕事を作る、仕事を取って来るということがもっと大切です。
役員の方は、一般社員の方が出来ないような動きをすること。
いつも何をされているのかなぁと社員の方から言われるくらいがちょうど良いのかもしれません。
ビジネスコラム提供者情報

- コンサルタント:経営
- 株式会社 武内コンサルティング
- 大阪府東大阪市長栄寺11-5-804
大学を卒業後、経営コンサルタントで知られる船井総合研究所で 17年間お世話になり、平成19年10月1日より独立・開業いたしました。 事業内容・行動内容は、中小企業様・個人店様対象の現場密着型の コテコテ経営コンサルタントです。 独立 …
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