【営業会議の注意点】営業数字を詰めると無理な数字が出て来る（株式会社　武内コンサルティング）

【営業会議の注意点】営業数字を詰めると無理な数字が出て来る

厳しく営業数字を詰めると、無理な数字が出て来ることがあります。やったこともないような数字が出てきます。本人としては詰められたので、目標数値が達成できる数字にしたのだと思うのですが、過去に一度も達成したことがない数字を出されても信用することはできません。例えば、前半の数字が良くないのに、後半は前半の穴埋め分も含めて凄い予算目標を出されます。最初に設定した予算を達成させるためには、それくらいの数字をやらないといけないのはわかりますが、確実に達成できそうな範囲内に収めることが大事です。無理した数字であるかどうかも上長や会社がチェックしないといけません。それに一人が無理した数字を持って来ると他の人も同様にそのような数字を出すようになります。そうすると会社全体の数字が見えてきません。どこまで信頼できる数字なのかわからなくなります。それでは本来の予算の意味がなくなってしまいます。営業数字は詰めないといけませんが、詰め過ぎると良からぬことが起こってしまいます。そのあたりのコントロールも大事ではと思います。無理な報告、できそうにもない報告が上がってきていませんでしょうか？期末の数字は、目標とどれだけかい離していますか？部署ごとに予算の達成率に開きはありませんか？皆が同じようにピッタリとやるというのは難しいですが、逸脱した数字が出て来ないように指導教育が大事です。半期が終わってからでは遅いです。毎月、あるいは毎週、営業数字の報告をもらい、指導されることをおすすめします。厳しくすると会社は良くなるかというと、そうでもないみたいです。厳しくすると嘘の報告が上がってくるかもしれません。十分注意されて、営業数字の組み立てを行って下さい。

「業績を上げるための中小企業の経営法（2014年度版）～上手く行っている会社は何をしているのか？～」

一番気になるテーマだと思います。どういう方法で業績を上げているのか？ただし、何かびっくりするような大きな仕掛けではないです。身近に起こっている経営改善の内容がほとんどです。本や雑誌に書いていない、セミナーや勉強会などででも聞けないような本音を教えて欲しいとおっしゃいます。希 …