こんにちは。
今回は2018年卒採用にまつわるお話と今後の中長期に渡る採用トレンドについてお話していきます。ニュースや人事関係のセミナーで既にご覧になった方も、既に肌で感じられている方もいらっしゃると思いますが、若手人材の採用は年々厳しさを増しています。
ちょっと質問です。
A社:13,109 → 22,595 → 27,668 、B社: 14,429 → 17,142 → 20,233
この数字が意味するものは何だと思いますか?
実は、大手就職サイトへの掲載社数の直近3年間の推移です。
学卒者の数に大差はありませんが、ここ3年で新卒採用活動を行う企業数は1.73倍に増えています。
昨対比だけで見ても現段階(3月末時点)で1.2倍の企業が採用活動を行っています。今期の最終段階ではこの数値は昨対比で1.5倍になるだろうと予想されています。
単純にこの数字を捉えると、採用難易度が昨対比で1.5倍上がっているという見方ができますよね。
こんな状況下では、学生に自社を見つけてもらうことも難しくなり、仮に見つけてもらったとしても自社を志望してくれる可能性は低くなってしまいます。
では、「働き方改革」「ブラック企業対策」が注目される中、学生は企業のどんな部分を見ているのでしょうか?
1つのキーワードとして「ホワイト企業」で働きたい。ということがあげられます。
ちなみに、学生が考えるホワイト企業の定義とは、「残業がない」「福利厚生がしっかりしている」「社員が自社に満足している」「ワークライフバランスが取れている」「休暇や残業時間に対する取り組みがある」だそうです。
一般的な中小企業では、時間や休暇に対して大企業と比較すると劣ってしまう可能性が高いです。
しかし、学生が大手企業で働きたいと考えているかといえば、必ずしもそうではありません。
中小企業で働くメリットとして、「歯車ではない仕事」「経営者と物理的、精神的に近い」「アットホーム」「昇進スピードが早い」「転勤リスクが低い」などがあげられます。
これらの強みを活かした訴えかけに、上記のホワイト企業要素の中で、まずは自社で取り組みが可能なモノから少しずつ着手してみてください。そうすることで、学生にとって、そして既存の社員の方々にとって、魅力的な会社に近付いていけるのではないでしょうか。
採用活動は、単年で計画を立ててしまうより、中長期に渡る採用戦略を見据えて行うことがおススメです。
「どうやって採用計画を立てていけば良いかわからない」「中長期を見越した採用戦略って…?」そんな方は、まずはお気軽にシンミドウまでお問合せ(無料相談)ください。実態の把握から、必要なカリキュラムまで、今回お伝えしきれなかった細かな部分や最適なシクミとしてお伝えさせて頂きます。
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